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ウッドショックの衝撃!
欧米からの木材が日本に入らず、木材不足と価格高騰の嵐が住宅業界を大混乱に陥れています。

肝心の材料がなくては、工程も組めず、お客様との契約もままならない。
今、現実に起きていることです。
そして、それは国産材全般にも波及し、お客様のマイホーム取得の夢にも影響を与えています。
これをウッドショックと呼んでいます。

ウッドショックの原因はいくつかあります。
先ずは、米国、中国の住宅バブルです。
コロナによる巣ごもり需要、そして経済対策により空前の戸建ての住宅ブームが起きています。
生産地では、日本より高く木材を買ってくれるお客様があるのだから、日本に売る理由がありません。
更に、コロナ禍での物流が活発で、船で輸送する際のコンテナが不足しています。
またカルフォルニアで起こった大規模な山火事、スエズ運河でのタンカー事故。
そして、投機筋によるマネーゲームが加わり、品薄感と先高観に拍手をかけているのです。
手が届くところに山がたくさんあるのに、林業をおろそかにしてきたものだから、すぐにはどうにもならない。
これが現況かと思います。

しかし、住まいは人にとって必ず必要なものです。
現況がどうであれ、私達は住まいを提供していかなければならなりません。
そのために、材料の確保に奔走し一応の目途を付け、ひとまず安堵しているところです。
新型コロナウイルスの世界的流行は、私達にどんな変化を求めているのか。
消息後の状況は、よくわからないですが、従来の枠組み、ルールが崩壊し、新たなものに切り替わる。
そんなきっかけであることは間違いないようです。

ダーウィンは進化論で
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるものでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」
と唱えています。

環境の変化に対応しながら、変わってはいけないものを大事にしたいと思っています。


 梅津寿光