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台湾を訪れて思ったこと…。
先日、台湾を訪れる機会がありました。
空港に到着後、会合に参加のため、台北から高雄までは新幹線を利用しました。
新幹線は日本から輸出されたもので、普段私達が利用する新幹線と全く同じ乗り心地で快適です。
これにはある意味感動!全車両禁煙、車両内の設備も、車内販売もお馴染みの光景、そこで普通にビールを注文したところ、
「NO」との返事が…?
そういえば、駅の構内にもビールを含めアルコールは見かけませんでした。

さて高雄に到着。ここは台湾発展の象徴的な港があります。
早速現地の人が、私達を港が見える丘に案内し、数多くのタンカーが出入りするその雄大な光景を自慢します。
日清戦争後から、太平洋戦争終結までの約50年の間、日本が台湾を統治していたのはご存じの通りです。
日本は、高雄を近代的な貿易港にする為に、大規模な開発に取り掛かります。
この50年間、日本は、海運に加え、鉄道や道路等様々なインフラ整備に力を入れます。
同時に、教育にも大いに力を注ぎます。この壮大な国造りには驚かされます。
当時の日本の勢力拡大へのエネルギーは凄まじかったという事ですね。現地の方は口々に語ります。
「今日の台湾の発展は、統治されていたあの50年間が無ければあり得なかった。数々のインフラ整備と教育の普及は日本のお蔭である」と…私は複雑な思いで聞いておりました。

町を歩けば日系のコンビニの多さに驚きます。台湾の面積は日本の九州よりやや小さく、人口は約2,350万人です。
そこに、セブンイレブンは6,000店舗、ファミマは5,000店舗あると言います。
人口からみて、これは日本を上回る驚異的な店舗数です。
台北市のシンボル、超高層ビル「台北101」は、日本の熊谷組が施工したもの。道路を走る車はほぼトヨタ車。駅前には三越、ニトリとお馴染みの店が…本当に日本と密接ですね。

台湾の企業「ホンハイ」が、日本のシャープを買収したのは周知の事実です。
の「ホンハイ」は、アイフォンなどアップル製品を手掛けていることで有名です。各国から電子部品を仕入れ、安価に製品を組み立てて、成長した会社です。
資源を持たない日本も、今迄こうやって成長してきたはずです。それが、なぜ立場が逆転してしまったのか。
東芝も危ないです。長らく続いていた自分たちの技術力の優位性に、あぐらをかいていた結果なのでしょうか?

台湾人は、とても日本人に友好的で、親切である事を肌で感じます。治安も良く、どこに行っても日本語を話せる人がいた様に思います。
今回は、時間の関係で台湾料理を楽しむ事は出来ませんでした。是非、また訪れたいな…
そう思い帰路に着きました。


梅津寿光