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熊本地震の被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。
突然、目の前の日常生活が破壊されてしまう。又も自然の怖さを思い知らされた熊本地震…その甚大な被害は目を覆うばかりです。
建物が崩れ落ち生き埋めになっている肉親。自分ではどうすることも出来ず、ただ救出を待つだけ。数日後、遺体となって見つかり対面する。本当に胸の張り裂けるような光景です。何故この様な大災害が突然…どんなに科学が発達しても、防ぎようがないことを思い知らされます。

4月14日と16日に、震度7の激震。その後800回を超える余震が続いており、まだ収束を見せていません。これは過去に例がないとのことです。避難されている方を今だ恐怖に陥れ、容赦なくストレスを与え続けています。
この長期化する状況に、エコノミークラス症候群に代表される地震関連死も相次ぎ、更なる被害を呼んでいます。この余震に次ぐ余震で避難先の建物自体も危険にさらされている。地盤の亀裂が更に大分県の方にも広がっているとの事で、九州の地層に一体何が起きているのでしょうか。

本当に早く収束することを祈るばかりですが、日本全国から支援の声が相次いでいます。各県から派遣される医療スタッフ、救援物資、被災市へのふるさと納税、 
また学校対学校、各人、各団体等、様々なレベルで支援が広がっています。この支援の輪の広がりのスピードの速さに驚きます。
又、数日前から受け入れ可能となったボランティアには、県内外から大勢の方が現地入りし、トイレ掃除やら炊き出し、ガレキの片づけと、その姿に本当に頭が下がります。避難されている方もどれほど心強いことか…。中には、自分も被害に遭いながら、まだ軽い被害だからこちらに手伝いに来たという方もいて、なかなか真似のできる事ではありません。

毎年のように起こる大災害。そのたびに全国各地からボランティアに駆けつけてくれる人達。特に東日本大震災以降、みんなで助け合う精神、絆が強まったと感じます。そして、その中に若者の姿がとても多いのが印象的です。本当に素晴らしい!
自分も、何かしなくては…。
被災地の皆様の一日も早い復興を御祈念致します。


梅津寿光