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お陰様で会社創立50周年。本当にありがとうございます!
年度末…何かと忙しいですね。今年の桜の開花はかなり早まりそうですが、その前に片づけなければならないことが山積みです。
まず、今工事中の工期が3月末がほとんどで、本当にラストスパート中の大ラスの段階です。社員のみなさんも今、「チーム・ウメツコウギョウ」を合言葉に残業に休日返上と頑張ってくれています。「感謝!」の一言です。

そしてこの4月…お陰様で当社は創立から丸50周年となります。
会社の寿命も随分短くなったと言われます。以前は20年でしたが最近では10年そして5年の寿命だと言われます。つまり会社を維持していくには、それなりのスピードで変革して行く必要があるというわけです。
ダーウィンいわく、「強い種が生き残るのではない。賢い種が生き残るのではない。変化する種だけが生き残るのだ。」
これは進化論での一節です。人と同じく会社も生き物、時流に合わせて「変化」出来ないことには、生き残っていけません。そして昨今、変化のスピードがもの凄い。当社の創立時と現在、比べようもないくらいの変わり様です。

当社の創立は昭和41年、左官職人の家でした。そこに、中学校を終えた、仕事を習いに来ている大勢の若者が同じ屋根の下で暮らしていました。
辛抱して仕事(技術)を身に付ける。そして4年後晴れて左官職人として認められ、親元に帰ることが出来る。私は幼少の頃でしたが、本当に厳しい世界として強烈に記憶しています。当時は高度経済成長の全盛期、誰もが朝から晩まで働いていました。私たちも子供ながらに「努力、根性、忍耐」のいずれかを自分の座右の銘にしていた…そのような時代でした。
考えてみるとあまりに遠く、夢物語の様な話ですね。ただ、やはり時流の変化に適応しながらも、変わってはならないものがあると思います。その会社の持つ、DNA「心」の部分ですね。それをこれからも大切にして、社会に必要な会社であり続けたいと思っています。

さて、間もなく咲く桜…今年は50年の時の流れを噛みしめ、これまでご厚意頂いた皆様に感謝をしながら花見をしたいと思います。皆様ありがとうございます!そして、これからも宜しくお願い致します。

梅津寿光