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秋、真っ盛りの中で…
皆様こんにちは!ユメックスホームの梅津です。

さて季節も移り、秋真っ盛りとなりました。各地で祭りや町おこしのイベントが数多く開催されております。震災後特に、こうした人の「絆」を感じるイベントが盛大になったような気がします。

先日福島市の稲荷神社の秋の例大祭に行ってきました。夕方、町内会ごとの山車が出ていました。驚くほどの人出で、こんなに福島市に若い人がいたのかと思うくらい賑わっていました。
秋の夜空に、囃子や掛け声が鳴り響き、街中連帯感が広がる光景は、なかなか良かったです。決して派手ではありませんが、ほのぼのした福島の「例大祭」。私の小さい頃と変わっていません。平和を願いながら、これからも後世に伝えていきたいですね。

さて、そんなことを思っているうちに、超ど級の台風が日本を襲いました。伊豆大島での被害は、悲惨さを極め多くの犠牲者が出てしまいました。
温暖化のためこの季節になっても、台風は勢力が衰えることなく日本列島を次々に襲います。今だ経験したことのない雨量は限界を超え、起こるべきして大規模の地すべりがおこりました。牙をむいた自然災害の恐怖。家は、住む人の命を守るもの。でもその前提となる自然環境が破壊されてしまっては無力です。

その自然環境問題に大きくかかわっているのが、住まいを含めた建築物において消費するエネルギー。住宅、建築分野のエネルギー消費量は日本の最終エネルギー消費の3割を占めると言います。
CO2排出と絡み地球環境問題の要因であることは明らかです。かといって現在の生活水準や経済活動は守らなければなりません。少ないエネルギーで快適な生活を…どうしても避けられない問題ですね。

そんな台風が去って、めっきり朝晩冷え込んできました。吾妻山には何とうっすら雪化粧が!一週間前まで半袖で過ごしていたのにびっくりです。
気が付けば今年もあと2か月余り。早くもラストスパートとなりました。年内お引渡しの方、今工事は急ピッチで進めております。

そして、笹木野新展示場も今月ついにオープンしました。興味のある方どうぞお気軽にお寄り下さいね。それでは!


梅津寿光
モノづくりの得意な「日本」でありたい!
先日、久しぶりに映画を見に行きました。
題名は、「少年H」、観られた方もたくさんいらっしゃると思います。水谷豊夫妻が演じる仕立て屋の家族が、戦争の悲劇を乗り越えていく、ほのぼのとしながらも日本人の強さを感じた映画でした。

戦争のもたらしたものは、何だったでしょうか?
ただの破壊行為だった…失われた多くの命、人の夢と希望を奪った取り返しつかない数年。
荒廃と破壊の中でよく日本人は立ち直れたなと改めて思います。先輩達のお蔭で復活を遂げた日本。

今の日本人には無理なのではないでしょうか。勤勉さと前向きさは今の日本人は、かなり失われていると思っています。
私は、もちろん戦後の生まれです。小学校の頃東京オリンピックが開催されました。親も回りの人もみんなよく働きました。この勤勉さが、復興を遂げ世界第2位の経済大国を作り上げた最大の要因だと思います。

答えは簡単なんです。
能力がそんなに違わない場合、他より努力しなければ先んじることなんてできない。特に私達のようなモノづくりの業種の場合、とにかく作らなければ一円のお金も入ってきません。休めば無給なんです。
だから必勝の方法は人一倍の時間を費やすこと…と思っていましたが、どうやら私も古い考えの人間なんですね。どうやら恰好の悪いビジネスマンらしいです。

でも、お聞きしたいのです。ゆとり教育は何の成果をもたらしたのでしょうね?
今になって前に戻すといったって、それは至難の業ですよ。誰だって楽をしたいですからね。
2回目の東京オリンピックも決まりました。首都圏のインフラ整備に巨額の予算が投入され、日本全体も活気づくと思います。それはそれで結構なことと思いますが、モノづくりで、他の国に先じる国にならなければと思います。そんな政策が絶対必要だと思います。
勤勉さを失わずモノづくりの得意な技術立国でありたい。頑張ろう日本!


梅津寿光